科学技術振興機構 サイエンスパートナーシップ・プロジェクトの一環として,
2009年6月29日、水戸一高の生徒さんを迎え、JAEA産学連携本部と東大物性研中性子科学研究施設共催で中性子散乱の講義・実習を行いました。
午前10時から約1時間半、ソフトマターの中性子散乱の講義(柴山)があり、その後、実験に使う試料(ゲル、ポリスチレンラテックス)の調製を行いました。昼食後、13:00より、JRR-3ガイドホールにて実際に約1時間、実験と見学を行いました。2班に分かれ、ガイドホールの中性子散乱装置の見学と実験・実習を交互に行いました。14:00過ぎに研修センター計算機室に移動し、そこで各自パソコンに向かって測定データの解析とカーブフィッティングの実習を行いました。16:00からは医療用原子炉JRR-4(原子炉、施療室、照射室)の見学を行いました。解散は17:00でした。

サイエンスパートナーシッププログラム 水戸一高生徒(20人)を対象に 講義・実習(原研との共催)
日時:2009年6月29日(月)10:00-17:00
場所:JAEA研修センター
スタッフ:柴山研(柴山、松永、西田、竹田、杉村、野本)
     JAEA産学連携推進本部(並木様ほか)

 

 

 

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 -日程-
10:00 講義 「ソフトマター しなやかな機能物質」 柴山充弘
11:30 中性子小角散乱試料作成(高強力ゲル、ポリスチレンラテックス)
12:00 昼食
13:00  JRR-3見学
   中性子小角散乱実験
   2班に分かれて 実験と見学
14:30 データ解析(データの解析、カーブフィッティング)
16:00 JRR-4見学
17:0 解散

★6月30日(火)読売新聞に「サイエンスパートナーシップ」の記事が掲載されました。