読売新聞掲載記事(2009年6月30日)

中性子で構造解析 水戸一高生が観察

日本原子力研究開発機構東海研究開発センター原子力科学研究所(東海村)で29日、県立水戸一高の生徒12人が、研究用原子炉「JRR-3」から出る中性子を使って物質の構造を調べる学習を行った=写真=。
 参加したのは同行の化学部や生物同好会部の生徒ら12人。東京大学物性研究所付属中性子科学研究施設長の柴山充弘教授や大学院生が「ゲル」などの材料に中性子を照射すると、生徒らは物質に当たった中性子が散乱する様子をモニターを通して観察した。