中性子反射率法
最終更新日:2024.4.12
中性子反射率(NR)法は薄膜の構造を調べるのにとても有用な手法です。厚み方向の散乱長密度分布関数を反射率の式にを入れるだけで反射率曲線が計算できます。また逆に、実験で反射率を測定しておいて、さまざまな散乱長密度分布関数を仮定して得られる反射率曲線と比べることで、薄膜の厚み方向の散乱長密度分布分布が得られます。
そんな便利な反射率式ですが、当然それは微分散乱断面式と関係付らています。
以下では、微分散乱断面式の基礎式から中性子反射率式を導いてみましょう。
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反射率式そのものは比較的単純(?)ですが、奥が深いですね(導出は結構大変でした)。